HOW TO

NECKTIE
ネクタイをカッコ良く締める
4つのポイントとスタイルをご紹介。
4つのポイント
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Point 1
ノットのずらしはどうするのか?
締め終わった後、まず、ノット(結 び目)の左右ではなく、表裏を軽くつぶします。次に、ノット下の大剣両端を軽く持ち上げぎみに拡げます。そして、左右の手で大剣小件のノット下のそれぞれ端を横に広げずらします。最後に、ノットのふんわり台形になっていれば出来上り。
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Point 2
大剣はどの位置にあるべき?
大剣の位置は長すぎても短かすぎてもだらしなく見えます。基本は軽くベルトにかかるくらいの位置。各ネクタイ毎に、ノットの位置をしっておくと、忙しい朝に便利です。が、ノットの位置を毎度探るのが男の楽しみでもあります。結論としては、FAIRFAXは、大剣の位置うんぬんよりも、ノット(結び目)の大きさの方にポイントをつけます。ご自分のお気に入りのノットが出来ていれば、その位置が正しいです。
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Point 3
長すぎる大剣、小剣はどうすれば?
元々、サイズの合わない場合はもちろんですが、ノットの大きさを変えたい時、(小さなノット、大きなノット)大剣、小剣のいづれかが余ります。その際、パンツの中に剣を入れてしまってOKです。(ラルフローレンスタイルでもよく見かけます)最近は、小剣がやや長く見える方がおシャレ感がアップするので長さをあまり気にしないのも手です。
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Point 4
ディンプルを美しく作るには?
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Step.1
大剣をループに通すときにノットの下をつまんでディンプルを作る。
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Step.2
少しずつ引っ張りながら大剣をループにスライドさせる。その際、つまむ部分が段々変わる。
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Step.3
大剣を通し終わったら、ノット下のつまんだ部分を軽く引っ張る。そしてノットを衿元より引き上げる。
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Step.4
最後に、ディンプル部分の両端を軽くもち上げ&拡げ、ボリューム感を出す。
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Step.5
完成
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タイの結び方
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Windsor Notウィンザーノット
大きめのノットがお好みなら、ウィンザーノットを試して下さい。
英国ウィンザー公が発案したといわれているノット。セミウィンザーよりもさらにノットが大きくボリュームが出ます。シャツはワイドカラーが似合います。
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Step.1
大剣を小剣の上にクロスさせる。
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Step.2
大剣を小剣の下に通す。
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Step.3
できた首元のループに大剣を通す。
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Step.4
大剣をおろす
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Step.5
今度は反対側のループに上から下へと大剣を通していく。
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Step.6
小剣をおさえながら大剣を引き出す。
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Step.7
ノットでできたループに大剣を通し、ノットをおさえディンプルをつくりながら、小剣を引っぱりノットを引き上げていく。
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Step.8
完成
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Semi
Windsor knot セミウィンザーノットプレーンノットとは違い、均等に近い三角形が
お好きな方へ。プレーンノットとウィンザーノットの中間の太さをもつノットの事で、ハーフウィンザーノットとも呼ばれている。
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Step.1
大剣を小剣の上にクロスさせる。
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Step.2
大剣を小剣の下に通す。
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Step.3
できた首元のループに大剣を通す。
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Step.4
大剣をおろす
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Step.5
できた結び目に大剣を巻きつけ、3でできた首元のループに大剣を通す。
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Step.6
大剣をおろす。
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Step.7
ノットにできたループに大剣を通し、ノットをおさえディンプルを作りながら、小剣をひっぱりノットを引き上げていく。
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Step.8
完成
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Plane knotプレーンノット
タイのノット、基本中の基本。
最も簡単でベーシックな結び方であるプレーンノット。応用範囲が広いのが特徴で、これさえマスターしておけば、たいていのタイを結ぶことが出来る。TRADスタイルのキモとなる結び方です。
正三角形ではなく、左右どちらかにズレる台形が、顔の表情を和らげます。-
Step.1
大剣を小剣の上にクロスさせる。
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Step.2
大剣を小剣の下に通す。
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Step.3
さらに大剣と小剣をクロスさせる。その際、結び目が動かないように押さえておく。
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Step.4
首元にできたループに、大剣を上に引き上げる。
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Step.5
ループに通したら、そのまま大剣をおろす。
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Step.6
小剣に巻いた結び目に大剣を通す。
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Step.7
ノットをおさえてディンプルを作りながら、小剣を引っぱりノットを引き上げていく。
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Step.8
完成
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Double knot ダブルノット
プレーンノットをもう一巻きする。
ダブルノットはプレーンノットより、少しだけノットにボリュームを持たせたいときにおすすめ。
又、タイの長さを調整したい時にも便利な結び方です。-
Step.1
大剣を小剣の上にクロスさせる。
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Step.2
大剣を小剣の下に通す。
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Step.3
さらに大剣と小剣をクロスさせる。その際、結び目が動かないように押さえておく。
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Step.4
首もとのループに大剣を入れずに、そのまま小剣にもう一周させる。さらに、大剣を小剣にクロスさせ、3の位置に戻す。
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Step.5
首元にできたループに、大剣を上に引き上げる。
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Step.6
ループに通したら、そのまま大剣をおろす。
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Step.7
小巻に巻いてできた結び目に大剣を通し、ノットをおさえてディンプルを作りながら、小剣をひっぱりノットを引き上げていく。
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Step.8
完成
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Bow Tieボウタイ
久々にボウタイがカムバック。
少し前まではコスプレ的要素が強かった印象のボウタイですが、本来の"ハレの日" ,"アカデミックの日"というポジションに戻ってきました。まずは、形の出来上がったボウタイからトライして、いつかは手結びのボウタイにチャレンジしたいです。
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Step.1
ボウタイをクロスさせます。
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Step.2
ボウタイを首回りでひと結びします。
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Step.3
結び目の下側のリボンのふくらんだ部分を半分に折り首の前にくるようにして、軽く押えます。
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Step.4
折ったリボンの上から、もう片方のリボンを上からひと回しします。
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Step.5
それをひと折りして、④でできたループに折り目から通します。
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Step.6
結び目を中心に、片側は剣先が手前に、もう一方はループ部分が手前になるようにします。
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Step.7
両サイドを引っ張って形を整えます。その際、剣先側からではなく、先にロールしている部分に指を入れて引っ張り、調整後、剣先部分の仕上げに入ってください。
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Step.8
完成
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Formal
フォーマル今日においては、正式なフォーマルという場はきわめて限られています。ですから、装いもあくまで”ハレの日””パワーの日”の為と考えるのが良いのではないでしょうか。そうなりますと、白いフォーマルタイにあまりこだわる必要はないと思います。SILVER FORMAL,BLACK FORMAL,NAVY FORMALと限りなくミニマムに色を絞り込むことが、新しい感性と知性を加えてくれるでしょう。また水玉柄もFORMALな装いには欠かせません。


POCKET CHIEF
ハンカチを使いこなしてワンランクUPの
4スタイルをご紹介。
POCKET SQUARE
19世紀に燕尾服やモーニングコートといった当時のカジュアルウェアが礼装に格上げされると共にポケットチーフもFORMAL WEARに欠かせないアイテムとなった。しかし、この頃のPOCKET SQUAREは白のリネン、コットンの無地のみでした。時代が進むにつれ、ファッションも変化をとげ、POCKET SQUAREも礼装としてだけではなく、装飾的な効果を目的とするアイテムとなっていきました。
スタイル
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正礼装が求められる結婚式やパーティーで用いられるスタイル。3つの山の頂点がポケットから顔を出す様に見える事からこの名前がつきました。テーブルナプキンの様にきっちりと3つの角を立てる事が肝心。特にリネンの白無地がふさわしいと思います。
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Three Peaksの簡略スタイル。バランスを出し易いので軽装向きかも知れません。
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米国のTV関係者が、テレビ映りが良く嫌みのないPOCKET SQUAREのスタイルを模索し、考案されたと言われている。見た目が端正なので、フォーマル、ビジネス、あらゆるシーンにマッチするスタイルです。特にリネンやコットン素材に適しています。ちなみに、ポケットから1/4インチ(5mm)のぞかせると粋な胸元が演出できます。
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IVY foldとも呼ばれるが、スタイルは無造作に挿すこと。真ん中をつまんで、二つ折にしてポケットにほうりこむ感覚です。ポケットから覗かせるボリュームが大きい程、柄が良くわかるので、色柄のバランスを考える事が大切です。まずは、シルク無地のチーフをチラッとのぞかせることからなれたいです。