MAINTENANCE
ネクタイのメンテナンス
MAINTENANCE 1
繰りかえしの使用をさけるのが
一番のメンテナンス!
1日使ったら最低2日は休ませてください。繰りかえしの使用をさけるのが一番のメンテナンス。保存はバーに吊るすのが便利。シワを取るためといって安易にアイロンを使うのは厳禁。どうしてもシワを取るためにアイロンをあてたいのでしたら、軽くスチームのみを当てて、回復を促す程度にしましょう。決して直接生地にプレスを当てないで下さい。
MAINTENANCE 2
“巻いて保管”もお薦め!
“巻いて”保管もお薦めです。二つ折り状態の中心部を指ではさみ、指二本分ぐらいの隙間を空けてぐるぐるとゆったりと巻き、デスク等の上に。“シミや汚れ”は、即その場でハンカチを水にぬらし、ネクタイ地の上から、軽くたたきます。早く行うという以外の解決策はありません。クリーニングはシルク等の風合いが弱くなるのでおすすめしませんが、どうしても気になるシミや汚れは早めにクリーニング店にご相談下さい。
シャツのお手入れ
先ず、必ず心掛けていただきたいのは、洗濯後、直ぐに充分に手のばしにて補正し、ハンガーに吊り干ししてください。吊り干し乾燥後は、パーソナルな仕上げ方へと進みます。例えば、リネンのJKやツイードのJKなどとのコーディネイトには洗い晒しのままご着用いただくのも良いかと思います。又、コットンスーツやコーデュロイ、フランネルのセットアップスタイルには、ステッチ廻りの洗い感は残しつつ、全体的に軽く皺を伸ばす程度にしてアイロンを掛けていただく事によって、それだけで、スタイリングがワンランクアップして見えます。そして、もちろんドレッシィなスーツスタイルには、きちんとプレスを効かせ、凛とした表情にて、着こなしていただきたいものです。
又、パーソナルな仕上げ方という意味では、村上春樹著「ねじまき鳥クロニクル」
第1部14ページ(新潮社)に素敵な文章がありますので、是非、ご参考になさってください。
MAINTENANCE 3
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POINT1
汗をかいたシャツはその日中に洗う。
とは云うモノのなかなか出来ることではないが、基本は塩分や油を吸い込んだまま放置すると黄ばみの原因となります。
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POINT2
カラーやカフスは、汚れを落としてから洗濯機へ
特に夏場は、汚れやすいカラーやカフスの部分を重点的に歯ブラシなどで汚れを落としてから洗濯機へ。面倒だが効果的である。
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POINT3
洗濯機へは釦を止めて
洗濯機を使用する場合はシャツを裏返しにして釦を止めてから洗濯槽へ、色物と一緒に洗わないことが大切です。ホワイトのシャツは特に注意が必要。
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POINT4
自然乾燥させて仕上げは手掛けのアイロンで
軽く脱水した後、乾燥はハンガーにかけて、よくシワを伸ばしてから風通しの良いところへ干します。
MAINTENANCE 4
手掛けアイロンの方法
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STEP 1先ずは衿の裏側からしっかりとプレスする。生地は左右に引っぱりながら中心から外へとプレスする。
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STEP 2袖口を開き、裏側からプレスする。袖は内側の縫い目に沿って二つに畳み、袖口から脇へ向けてプレスします。両袖を同じようにプレスします。
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STEP 3背中のヨークは生地を左右に引っ張り、やはり中心から左右に向けてプレスします。この時、背中のギャザーを潰さないように注意する。
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STEP 4前身頃はやはり生地を引っぱりながら裾から衿に向けてプレス。
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STEP 5背中は衿の部分を縦に引っ張った状態で左右にプレスをかける。ヨークとの境目のギャザーの部分はスチームとアイロンの先で軽く丁寧にプレス。あまり強く潰さないことが重要。
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STEP 6ハンガーにかけて仕上がり保管の場所があれば、畳まずにハンガーの状態で吊るしておくのが簡単で仕上りが保てるのでお薦めです。
信頼の出来る
クリーニング店へ
当社のシャツは手がけのアイロンがおすすめですが、なかなか、自分で洗うことができないという方には、手掛けアイロンのクリーニング店を見つけておくことも大切。その際、ソフトプレスをお勧めします。
MAINTENANCE 5
これだけはやりたい簡単セルフケア(釦付け)
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STEP 1木綿糸、木綿針を使い、糸は針穴に通し端でそろえて止める
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STEP 2釦位置に裏から糸を通し、釦の対角の穴に糸を通す
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STEP 3再び裏から、×字となるように残りの穴に糸を通す
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STEP 4このクロス掛けを2度くり返す
(※糸はたるみの無いようにしっかりと引っ張っておくこと) -
STEP 5裏側で、針に糸を二重に巻き付け、裏生地をすくってきつく絞める